日曜劇場|おすすの医療ドラマ 2選

みなさん、ドラマはよく観られますか?ドラマの中でも、数々の人気作品が放送されているのが「医療ドラマ」ですよね。

今回は医療ドラマ中でも、特に高い視聴率叩き出しているTBS系の日曜劇場で放送されていたドラマから厳選した2つの医療ドラマをご紹介します。

ブラックペアン(2018年)

あらすじ

東城大学医学部付属病院では「神の手」を持ち、日本を代表する名医師・佐伯教授(内野聖陽)の難しい心臓手術が行われていました。注目される手術の最中に佐伯が受け持つ別の患者の容態が急変!そんなピンチに登場した「オペ室の悪魔」こと主人公である外科医・渡海征司郎(二宮和也)が、鮮やかなオペで患者の命を救いました。

一方、ライバルの帝華大から東城大に差し向けられたのは高階権太(小泉孝太郎)という医師。彼は登場するなり、外科医の技術がいらなくなる最新医療機器「スナイプ」の使用を広めていこうと主張します。「それじゃ後続の医師が育たない!」と反対する佐伯教授。そんな二人をあざ笑うのは孤高の天才医師・渡海。3人の対立が激化するなか、物語は20年前に起きたある悲劇に遡っていきます。渡海は、20年前に起きたある悲劇の復讐をいつも心の奥に隠して生活を送っていました。全ての謎が明らかになった時、封印されていた「ブラックペアン」がその御身を晒す!一体、ブラックペアンや渡海の復讐とは何なのか?1秒も目が離せない医療ドラマです。

主な登場人物

渡海征司郎(二宮和也)

手術成功率100%を誇る「オペ室の悪魔」と呼ばれる天才外科医。出世に興味のない一匹狼で万年ヒラの医局員。

世良雅志(竹内涼真)

東城医大に入局した研修医。

高階権太(小泉孝太郎)

帝華大から招かれた外科医。手術用最新医療器具「スナイプ」の使い手。

佐伯清剛(内野聖陽)

東城医大の外科教授。「神の手」を持つといわれた日本を代表する名医師。

見どころ

このドラマの見どころは、何と言っても「渡海の過去」についてです。渡海の父、一郎は内科医として東城大病院に勤めていました。20年前のある日、腹痛を訴える患者の診察をした一郎は、その患者のレントゲン写真を見て、体内に手術によって置き忘れたペアンを発覚したのです。その開腹手術を執刀したのは、当時助教授だった佐伯でした。一郎はすぐに佐伯に指示を仰ぎましたが、「ペアンは取り出すな」との理解しがたい指示でした。病院の他の医師に協力を要請した一郎でしたが、医療ミスが公にされることを恐れた病院側は一郎を追い出してしまったのです。佐伯の医療ミスにより、自分の父が窮地に立たされたことを渡海はずっと根に持ち、復讐しようとする姿は必見です。

TOKYO MER(2021年)

あらすじ

都知事の赤塚(石田ゆり子)の命で新設された「TOKYO  MER」という救命救急のプロフェッショナルチーム。その中心人物として先導するのが主人公の喜多見(鈴木亮平)。彼らは大型の特殊車両「ERカー」で事件・事故・災害の現場にいち早く出動し、負傷者に救命医療を施します。彼らの使命は「1人の死者も出さない」こと。メンバー同士で力を合わせて毎回死者を一人も出さないよう数々の試練を乗り越えていこうとします。その一方で、勇猛果敢な喜多見を監視する公安刑事の月島(稲盛いずみ)。MER発足の1年前に喜多見はテロ組織であるエリオット・椿(城田優)を救助した過去がありました。それが原因で「喜多見はテロ組織と関わりがあるのではないか?」と疑いをかけられることに。喜多見は真の医者なのか、もしくはテロ組織と関係のある人物なのか。最終話にかけて謎が解けていくハラハラドキドキの医療ドラマです。

主な登場人物

喜多見幸太(鈴木亮平)

危険を顧みず現場に飛び込んでいく、勇敢で凄腕の救命救急医。

音羽尚(賀来賢人)

厚生労働省の官僚でありながら医師免許を持つ医系技官。

弦巻比奈(中条あやみ)

循環器外科の研修生で、MERチームを兼務するよう命じられた研修医。

蔵前夏梅(菜々緒)

熱い使命感を持つ、凄腕の看護師。

冬木治朗(小手伸也)

麻酔科医。MERチームの副リーダー。

徳丸元一(佐野勇斗)

臨床⼯学技⼠。ERカーの運転も担当。

ホアン・ラン・ミン(フォンチー)

ベトナム出身の看護師。

見どころ

毎回大型の特殊車両ERカー内で行われる高度なオペシーンも見ものですが、さらに注目していただきたいのは、喜多見を支えるMERのメンバーたちが喜多見の医者としての熱意に心を動かされ、真の医者に変化していく姿です。官僚と医者という二つの立ち位置をもつ主要メンバーの音羽は、上司の久我山(鶴見辰吾)や厚生労働大臣の白金(渡辺真起子)からMERを潰すよう指示されていました。当初は喜多見の過去を調べながらMERを壊滅させようと策略していましたが、喜多見の医者としての姿を目の当たりにして変わっていった一人です。

そしてもう一つ見どころなのが、謎の日系人のテロ組織、LP9のメンバーエリオット・椿と喜多見との繋がり。ドラマ後半にかけて謎の関係性が紐解かれていきますが、2023年には映画化も決定した本作。劇場版では、二人の関係性がさらに詳しく描かれるかもしれないので公開が楽しみですね♪

まとめ

今回は「おススメの医療ドラマ」2選を紹介しました。ドラマを通して、日本の高度な医療技術の凄さを感じとることができるのではないでしょうか。自宅で過ごす機会が増えた今、せっかくの機会に医療ドラマを観返すのもおすすめです!