高橋留美子の鮮烈なデビュー作『うる星やつら』が再アニメ化!

虎柄の衣装を身に纏った可愛らしい女の子・ラムちゃんが、2022年の寅年に帰ってきます。懐かしアニメ『うる星やつら』がリメイクされ、10月から放送されることが決定したんです!

以前放送されたアニメ版から20年程の月日を経て、リメイク版でパワーアップした映像の中で暴れ回る個性的なキャラクターたちを観れるのが待ち遠しいですね!

今回はそんな『うる星やつら』の生みの親である、高橋留美子についてご紹介します。数々の名作を生み出した高橋留美子とは、一体どのような人物なのでしょうか。ぜひ最後までご覧ください。

高橋留美子とは

高橋留美子は、ラブコメディを得意とした女性漫画家です。「るーみっくわーるど」と称される、独特な世界観や個性的なキャラクターが魅せるストーリーは、多くの年代から愛されています。ここでは、そんな高橋留美子の経歴や人柄についてご紹介します。

高橋留美子の経歴

  • 1978年 『週刊少年サンデー』にて『勝手なやつら』でデビュー。同誌39号より、『うる星やつら』の連載開始
  • 1980年 青年誌『ビッグコミックスピリッツ』にて『めぞん一刻』を連載開始
  • 1987年 『うる星やつら』、『めぞん一刻』の連載が終了『週刊少年サンデー』にて『らんま1/2』の連載開始
  • 1996年 『らんま1/2』の連載が終了。『週刊少年サンデー』にて『犬夜叉』の連載開始
  • 2008年 『犬夜叉』の連載が終了
  • 2009年 『週刊少年サンデー』にて『境界のRINNE』の連載開始
  • 2017年 『境界のRINNE』の連載が終了
  • 2019年 『週刊少年サンデー』にて『MAO』の連載開始(2022年8月現在も連載中)

デビューしてから現在に至るまで、ほとんど間を空けずに連載を続けている高橋留美子。そのほとんどがアニメ化されていて、高橋留美子作品が読者に愛されていることが伝わってきます。

高橋留美子の人柄

兄の所持していた少年漫画を幼少期から愛読し、中学の頃には雑誌に作品の投稿をしていたという、高橋留美子。高校時代には、40枚程の作品を仕上げ投稿するも落選。漫画家になることを諦めた時期もありましたが、大学在学中に『勝手なやつら』で第2回小学館新人コミック大賞少年部門佳作を受賞し、大学卒業と同時に本格的な漫画家になりました。

プロ意識が高く、仕事の速さは『うる星やつら』の原稿を27時間で完成させてしまう程の速筆。だからこそ、週刊連載を長期間続けることができているのかもしれませんね。

デビュー作『うる星やつら』が再アニメ化!

高橋留美子の作品の中でも人気の高い、うる星やつら アニメで帰ってきました。アニメが始まる前に、あらすじや見どころを再度確認しましょう。

あらすじ

地球より優れた技術と軍事力を持つ宇宙人・鬼族は、地球侵略を始めようとしていた。しかし、力の差が歴然としていて面白みを感じられない鬼族は、互い代表同士の一騎討ちで勝敗を決めることにする。競技は「鬼ごっこ」。地球代表に選ばれた諸星あたるは、幼馴染の恋人のために鬼族代表のラムと地球をかけた鬼ごっこを始めた。その最中に発したあたるの言葉で、求婚されたと勘違いしたラムが求婚を受け入れてしまい・・・。

見どころ

過去にアニメ化された時の声優陣も豪華でしたが、今回のうる星やつら 声優も主人公のあたるとヒロインのラムに、神谷浩史と上坂すみれを起用するなど、超豪華な声優陣となっています。監督には「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」を手掛けた髙橋秀弥・木村泰大、キャラデザに「おそ松さん」の浅野直之と、こちらも期待大です。

選び抜かれた原作エピソードを完全新作としてアニメ化されるため、初めて見る方も原作を知っている方も楽しめそうですね。

『うる星やつら』リメイク版の放送は2022年10月開始予定!

第1期がフジテレビ「ノイタミナ」ほかにて、2022年10月より放送開始予定です。公式サイトやツイッターにて続々と情報が公開されていますので、見逃せませんね。

また、うる星やつら グッズの予約も始まっています。株式会社ツインクルからキーホルダー、缶バッジ、トートバッグ、ミニタオルの4アイテムの予約販売もしているようなので興味がある方はぜひ公式ページをチェックしてみてください。実際の販売時期は10月中旬以降になるようです。全国の雑貨専門店などで取扱い予定ですが、売り切れてしまわないうちにdアニメストアやアニメイトから予約することをおすすめします。

まとめ

今回は、高橋留美子について再アニメ化される『うる星やつら』の情報と共にご紹介しました。アニメも楽しみですが、現在連載中のMAOや連載が終了した数々の素晴らしい作品も読み返したくなりますね。アニメの放送を待つ間に「るーみっくわーるど」を体験してみるのはいかがでしょうか。