2022年12月、テレビアニメ『僕とロボコ』の放送がスタートします。漫画はメディアでも多数紹介され、ジャンプ編集部も「今イチオシの漫画」と猛プッシュ中!!
今回は、そんな気になる『僕とロボコ』についてご紹介していきます。
ギャグ漫画『僕とロボコ』とは?
『僕とロボコ』宮崎周平さんによる漫画で、「週刊少年ジャンプ」にて2020年より連載中のギャグ漫画です。2022年10月時点の累計発行部数は、100万部を目前としています。
ポンコツなロボコと、心優しい少年ボンドを中心に繰り広げられるユニークな日常を描いた本作。登場キャラクターは、ほぼ全員が善人に設定されていて、相手を否定せずに認めあうキャラクターたちによって朗らかで安心感のある作風になっています。また、さまざまな作品のパロディが面白いのも魅力の一つで、コミックスの表紙も他作品のパロディによって描かれています。
『僕とロボコ』のあらすじ
時代は、西暦20XX年。一般家庭にまで、お手伝いロボットが普及しています。超高性能メイド型ロボット「オーダーメイド(OM)」は、見た目の可憐さや高性能な機能が搭載されていて世界中で爆発的人気となっていますが、小学生の主人公・ボンドの家庭にはまだありません。母親は「必要ない」と言いますが、友達の話を聞いて欲しくてたまらなくなったボンドは、母親をなんとか説得し、ついに念願のOMロボットを手に入れます。
しかし、やっとの思いで招き入れたオーダーメイド・ロボコは、予想とは違うものだったのでした。ユニークな見た目、ハチャメチャな言動、料理は既製品をご飯に盛っただけという、いわゆる「ポンコツ」。でも、忠誠心だけは強く、ボンドのことを「ご主人様」と呼んで大切に思う態度から、ボンドは次第に心を許し受け入れていきます。
『僕とロボコ』登場人物
平 凡人(たいら ぼんど)
バミューダ小学校に通う5年生、通称・ボンド。勉強もスポーツも苦手で、これといった取り柄のない平凡な男の子です。級友のガチゴリラとモツオにからかわれることもありますが、2人の言葉の中にある優しさを汲み取ることができる、優しい性格の持ち主です。
ユーモアあふれる登場人物の中で、唯一のツッコミ担当です。週刊少年ジャンプの大ファンで、毎週の発売が一番の楽しみなんだとか。
ロボコ
ボンドの家にやってきた、超高性能メイド型のOMロボット。大きい体に、ドラゴンボールの登場人物「ナッパ」を思わせる立派な膝、個性的なツインテールでメイド服を着ています。
ボンドの家に来る前に何をしていたかは謎に包まれているのですが、OMとしては欠陥品のために何度も人間に返品されたと思われる話をしています。
それもあって、人間に不信感を抱いていましたが、ボンドをはじめとする町内の人々が温かい気持ちで受け入れてくれたことで次第に人が好きになっていきます。
ボンドのママ
包丁の代わりに『鬼滅の刃』キャラクター・煉獄杏寿郎の日輪刀を持っています。ロボコを一番最初に受け入れた広い心の持ち主です。学生時代は、ガチゴリラの母と一緒にバレー部に所属していました。
我知 ゴリラ(がち ごりら)
ボンドの友人で、通称「ガチゴリラ」。語尾の最後に「ウホ」とつけるのが口癖で、顔もちょっとゴリラっぽい。モツオと一緒にボンドをからかうことがありますが、言葉の裏には相手を思う優しさが隠れています。
5人兄弟の長男であり、獣医で忙しい母親の代わりに弟や妹の面倒をよく見ています。ロボコを可愛いと感じている数少ない1人です。
金尾モツオ(かねお もつお)
通称「モツオ」と呼ばれるボンドの友人で、超がつくほどのお金持ちですが、それをひけらかすことはありません。本来は海外の小学校に通う予定でしたが、全国模試で1位を取り続けることを条件にバミューダ小学校に通っています。
いかに友達と過ごす時間をたくさん作るかを考えて常に行動しており、友達との時間をとても大切に思っています。
メイコ
最新式の超高性能メイド型ロボット「オーダーメイド」で、モツオに仕えています。ロボコとはLINEでやり取りする仲で、モツオを笑顔にすることが多いロボコに憧れています。とても真面目な性格で、休みの日にはロボコに膝の鍛え方を習いに行くこともあります。
円ちゃん(まどかちゃん)
ボンドのクラスメイトで、クラスのアイドル的存在の女の子です。読者モデルをしていて、Twitterのフォロワー数は1万2千人!ボードゲームが得意で「ボドゲの女王マッド」と呼ばれていた過去を持ちます。
真剣になると勝負師の顔に変わってしまう特質を持っていて、性格も変わってしまうため、母親にボードゲームを止められています。
浦原 アカネ(うらはら あかね)
ボンドの同級生の無口でクールな女子で、クラスで1、2を争う美人。ガチゴリラの優しさに気づき、好意を寄せていきます。少しだけなら黒魔術を使えるという一面も・・・。